テストNo.169 第1回アジア3国対抗(RWCアジア1次予選)兼第3回日韓定期戦

English 写真 機関誌
平成13年(2001)5月13日 秩父宮ラグビー場
日本代表 27-19 韓国代表
向井ジャパン初勝利
No.393★169 第1回アジア3国対抗(RWCアジア1次予選)兼第3回日韓定期戦
2001年5月13日 G:秩父宮ラグビー場 R:ジェン・ジャンワン(台) KO 14:00
日本代表2719韓国代表
1高柳 健一(トヨタ)14111金 晉興
2辻本  裕(近鉄)1382韓 榮勲
3豊山 昌彦(トヨタ)3白 寅聖
4ルアタンギ・バツベイ(大東大)1T14姜 銅鎬
C5田沼 広之(リコー)0G05金 棟鮮
6久保 晃一(ヤマハ)3PG26林 成洙
7山本 英児(慶大)0DG07趙 激炯
8伊藤 剛臣(神鋼)8朴 瑨培
9月田 伸一(リコー)1T19盧 哲基
10大西 将太郎(ワールド)1G010金 宰成
11増保 輝則(神鋼)2PG111金 亨基
12瓜生 靖治(慶大)0DG012朴 昶玟
13ナタニエラ・オト(大東大)13金 在賢
14栗原  徹(サントリー)151614李 晉旭
15松田  努(東芝府中)15崔 漢植
交代【日】木曽一(ヤマハ)⑧、加藤昭仁(NTT東北)② 【韓】朴魯榮④、成海庚⑮  シンビン=金棟鮮(韓)
得点:T増保、豊山、G栗原、PG栗原5

 向井監督の就任第1戦に日本は27−19で勝利を飾った。だが韓国はアジアの強敵、最後まで予断を許さない白熱の試合であった。このシーズンから日本協会はプロ・アマオープン化を打ち出し、事実上プロ化へとハンドルを切った。「イメージした攻撃が続かないもどかしさが、最後の最後でふっきれた。韓国に逆転PGを決められた直後の後半37分。ラインアウトからのボールをつなぎ、3度目のラックからSH月田が絶妙のパスを飛ばす。がっちり受け取った豊山はそのまま突っ込み再逆転のトライ。立ち上がるなり両腕を突き上げてガッツポーズだ。(中略)試合後の向井昭吾監督にいらだちの表情が浮かぶ。『よかったのは勝ったことだけ。勝って反省できるからいいが、またまだ甘い。テストマッチでは普通のことができなくなることを感じたと思う。1プレーのミスで負けてしまうということをもっと自覚してほしい』(後略)」(サンスポ、芳賀宏)。