平成17年(2005)4月23日 ブエノスアイレス
アルゼンチンに大敗もW杯1次予選へ収穫
No.432★201 南米遠征2005第2戦 | ||||||
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2005年4月23日 G:ブエノスアイレス R:D.ピアソン(E) KO 15:00 | ||||||
日本代表 | 36 | - | 68 | アルゼンチン代表 | ||
1 | 高橋 寛(東芝府中) | 23 | 前 | 28 | 1 | マルコス・アヤルサ |
2 | 塚越 賢(東芝府中) | 13 | 後 | 40 | 2 | アルベルト・ベルネット・バサイド |
3 | 山村 亮(ヤマハ) | 3 | エウセビオ・グイナース | |||
4 | 熊谷 皇紀(NEC) | 3 | T | 3 | 4 | パブロ・ポウサ |
5 | ジェミー・ワシントン(日本協会) | 1 | G | 2 | 5 | マヌエル・カリッサ |
6 | ハレ・マキリ(サニックス) | 1 | PG | 3 | 6 | フェデリコ・アンドレス・ジェナウド |
7 | 大野 均(東芝府中) | 1 | DG | 0 | 7 | ホアン・マヌエル・レグイサモン |
C8 | 箕内 拓郎(NEC) | 8 | アウグスト・ペトリーリ | |||
9 | 村田 亙(ヤマハ) | 1 | T | 6 | C9 | ニコラス・フェルナンデス・ミランダ |
10 | 森田 恭平(法大) | 1 | G | 5 | 10 | フェデリコ・トデスチーニ |
11 | 小野澤 宏時(サントリー) | 2 | PG | 0 | 11 | フランシスコ・ボスチ |
12 | 元木 由記雄(神鋼) | 0 | DG | 0 | 12 | フランシスコ・レオネリ |
13 | ルーベン・パーキンソン(サニックス) | 13 | ミゲル・アブラモピッチ | |||
14 | 大畑 大介(神鋼) | - | 反 | - | 14 | フェルナンド・ヒッジス |
15 | 立川 剛士(東芝府中) | 15 | フェデリコ・セーラ | |||
交代【日】後藤翔太(神鋼)⑨、笠井建志(東芝府中)③、浅野良太(NEC)⑦、伊藤剛臣(神鋼)⑥ 【ア】F.レコット②、P.ヘン①、G.ミランダ⑥、A.グリビー⑦、M.アルビーナ⑨、J.ミランダ⑩、G.ティエシ⑫ | ||||||
得点:T小野澤、元木、大畑、立川、G森田2、PG森田3、DG森田 |
ウルグアイ戦に続き、日本はアルゼンチンとのテストマッチにも敗れた。私はRWC2011の招致活動のため1泊4日でブエノスアイレスへ行き、アルゼンチン協会理事会でプレゼンテーションを行ってから試合を観戦したが、さすがに地球の裏側は遠い。
日本は世界8強のアルゼンチンから、小野澤、立川らのバックス陣が4トライを奪い、森田のキックも好調で計36点を奪った。このスコアはテストマッチでは勝ちか、勝てなくても大接戦というのが常識である。問題はやはりディフェンスだ。9トライは取られすぎである。強力FWの縦突進と、ラテン系の特徴ともいえるバックスの素早い身のこなしでのステップに、日本のタックルはポイントを狂わされ走りまくられた。
アルゼンチンに通用する攻撃力があるのだから、組織的なディフェンスを作り上げれば、世界ランク12位、W杯で8強は不可能な目標ではない。