平成17年(2005)5月25日 国立競技場
“欧州遠征”の雪辱を遂げる
No.435★204 第3回スーパーパワーズ選手権(4ヵ国トーナメント)1回戦 | ||||||
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2005年5月25日 G:国立競技場 R:P.ドロレット(C) KO 19:06 | ||||||
日本代表 | 23 | - | 16 | ルーマニア代表 | ||
1 | 高木 重保(ヤマハ) | 3 | 前 | 10 | 1 | ペトリショル・トデラシュ |
2 | 塚越 賢(東芝府中) | 20 | 後 | 6 | 2 | ラズバン・マブロデイン |
3 | 山村 亮(ヤマハ) | 3 | マルチェル・ソカチュ | |||
4 | 熊谷 皇紀(NEC) | 0 | T | 1 | 4 | コルネル・タト |
5 | ジェミー・ワシントン(日本協会) | 0 | G | 1 | 5 | クリスチアン・ペトレ |
6 | ハレ・マキリ(サニックス) | 1 | PG | 1 | 6 | フロリアン・コロデアヌ |
7 | 渡邊 泰憲(東芝府中) | 0 | DG | 0 | 7 | アレクサンドル・トゥドリ |
C8 | 箕内 拓郎(NEC) | 8 | コスミン・ラツィウ | |||
9 | 辻 高志(NEC) | 2 | T | 0 | 9 | ルチアン・スルブ |
10 | 森田 恭平(法大) | 2 | G | 0 | 10 | ダリエ・クレア |
11 | 小野澤 宏時(サントリー) | 1 | PG | 1 | 11 | ヨアン・テオドレシュク |
12 | 元木 由記雄(神鋼) | 1 | DG | 0 | 12 | クリスティアン・サウアン |
13 | 大畑 大介(神鋼) | C13 | カプリエル・ブレゾイアヌ | |||
14 | 水野 弘貴(トヨタ) | 7 | 反 | 13 | 14 | ボクダン・ボイク |
15 | 立川 剛士(東芝府中) | 15 | ダヌート・トゥンブラバ | |||
交代【日】浅野良太(NEC)⑥、後藤翔太(神鋼)⑨、伊藤剛臣(神鋼)⑦、五郎丸歩(早大)⑮、中林正一(ヤマハ)④、笠井建志(東芝府中)① 【ル】V.ギオグ⑮、G.オブリショル④、I.トファン⑩、P.イオン①、B.バラン③ | ||||||
得点:T大畑2、G森田2、PG森田2、DG森田 |
2005年のスーパーパワーズ選手権は、日本、カナダ、アメリカ、ルーマニアの4ヵ国トーナメントで行われた。日本は欧州遠征で敗れたルーマニアを23−16で下し決勝へ進出した。
トライ数は2対1、緊迫したスコアが日本がテストマッチで勝つパターンで、充実した試合内容であることを物語っている。
日本は16−16の同点で迎えた後半35分、交替出場したばかりのFB五郎丸がカウンターアタックで突進、連続攻撃に持ち込み、最後は小野澤から大畑へのリターンパスが見事に決まって逆転トライ。国立競技場は久しぶりにファンの歓声がこだました。スペースを探してボールをつなぐ、フランス流コーチングが実を結んだトライともいえた。萩本監督は3人の外国人選手が不祥事で代表を外されたことから、逆転勝利の喜びとともに「勝つことでラグビーの信頼を回復したかった」と語っていた。