平成19年(2007)8月18日 アオスタ
イタリアの牙城を崩せず
No.462★226 イタリア遠征2007 | ||||||
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2007年8月18日 G:サンヴァンサン・アオスタ R:デイプ・ピアソン(E) KO 18:00 | ||||||
日本代表 | 12 | - | 36 | イタリア代表 | ||
1 | 西浦 達吉(コカコーラW) | 7 | 前 | 22 | 1 | アンドレア・ロチチェロ |
2 | 松原 裕司(神鋼) | 5 | 後 | 14 | 2 | カルロ・フェストゥッチャ |
3 | 相馬 朋和(三洋電機) | 3 | マルティン・カストロジョバンニ | |||
4 | 大野 均(東芝) | 1 | T | 3 | 4 | サンティアゴ・デラペ |
5 | ルーク・トンプソン(近鉄) | 1 | G | 2 | C5 | マルコ・ポルトラーミ |
6 | ハレ・マキリ(サニックス) | 0 | PG | 1 | 6 | ジョシュ・ソーレ |
7 | フィリップ・オライリー(三洋電機) | 0 | DG | 0 | 7 | マウロ・ベルガマスコ |
C8 | 箕内 拓郎(NEC) | 8 | セルジオ・パリセ | |||
9 | 吉田 朋生(東芝) | 1 | T | 2 | 9 | アレサンドロ・トロンコン |
10 | 安藤 栄次(NEC) | 0 | G | 2 | 10 | ラミロ・ペス |
11 | クリスチャン・ロアマヌ(埼玉工大) | 0 | PG | 0 | 11 | マルコ・スタノイェヴィッチ |
12 | 大西 将太郎(ヤマハ) | 0 | DG | 0 | 12 | ミルコ・ベルガマスコ |
13 | 今村 雄太(神鋼) | 13 | ゴンザロ・カナーレ | |||
14 | 遠藤 幸佑(トヨタ) | 12 | 反 | 6 | 14 | ケイン・ロバートソン |
15 | ブライス・ロビンス(リコー) | 15 | デビット・ボルトルッシ | |||
交代【日】山村亮(ヤマハ)③、ルアタンギ侍バツベイ④、浅野良太(NEC)⑦、小野晃征(サニックス)⑩、有賀剛(サントリー)⑮ 【イ】L.ギラルディーニ②、S.ベルジーニ①、V.ベルナポ④、M.ボサワイ⑥、P.カナヴォーシオ⑨、A.マージ⑩、R.デマリニー⑬ シンビン=マキリ(日) | ||||||
得点:T西浦、マキリ、G安藤 |
カーワン・ジャパンは8月11日の壮行会で決意を新たにしてフランスへ向けて旅立った。イタリアで合宿とテストマッチでチームを仕上げるためだ。今大会に向けてカーワンHCは二つの代表チームを編成して臨むという思いきった手を打った。第1戦の豪州から第2戦のフィジーまで中3日という強行スケジュールが組まれているためだ。4年に1回のW杯で、格上の相手にイコールコンディションでないスケジュールは過酷である。IRBに抗議したが受け入れられなかった。私が監督だとしても2チーム編成はやむをえないと考える。
日本はモールを押し込み西浦、インターセプトからマキリと、2つのトライを返したが、結局トライ2対5の12−36で敗れた。日本のディフェンスは確かに良くなっている。W杯の本番では日本がベストの試合を演じない限り勝利は訪れない。酷なようだが、ミスをなくして相手の力を出させずに競り勝ってほしいと願うばかりだ。