テストNo.234 第9回IRBアジア5ヵ国対抗2008第4戦

English 写真 機関誌
平成20年(2008)5月18日 新潟東北電スタジアム
日本代表 75-29 香港代表
5ヵ国対抗に日本が全勝優勝
No.470★234 第9回IRBアジア5ヵ国対抗2008第4戦
2008年5月18日 G:新潟東北電スタジアム R:G.ベイトマン(ア・ガルフ) KO 14:00
日本代表7529香港代表
1西浦 達吉(コカコーラW)3561ピーター・スピッツィリ
2猪口  拓(東芝)40232ウェイン・ホイットニー
3池谷 陽輔(サントリー)3ニジェル・ホブラー
4佐藤  平(NEC)5T04ローレンス・デンバー
5北川 俊澄(トヨタ)5G05ニコラス・ハーレル
6ホラニ龍コリニアシ(三洋電機)0PG26ニジェル・クラーク
7中山 義孝(トヨタ)0DG07クリス・マリン
C8箕内 拓郎(NEC)C8セミ・イアフェタ
9田中 史朗(三洋電機)6T39ジョン・エリオット
10ジェームス・アレジ(日本協会)5G110ジャスティン・テマラ
11小野澤 宏時(サントリー)0PG211アンドリュー・ウォンキー
12ライアン・ニコラス(サントリー)0DG012サイモン・ヘンペル
13今村 雄太(神鋼)13コリン・ビスレイ
14ブライス・ロビンス(NEC)16714サイモン・スミス
15ショーン・ウェブ(ワールド)15ロウアン・バーティ
交代【日】尾﨑章(サントリー)①、青木佑輔(サントリー)②、谷口智昭(トヨタ)④、篠塚公史(サントリー)⑦、佐藤貴志(ヤマハ)⑨、大西将太郎(ヤマハ)⑬、有賀剛(サントリー)⑮ 【香】ン・ワイ・シン①、J.エイベル②、I.ゼノヴィック④、S.レン⑥、K.パネル⑩、A.マックィーン⑬、J.ゴーイング⑭
得点:Tロビンス2、ウェブ2、有賀2、コリニアシ、箕内、小野澤、今村、篠塚、Gアレジ6、ニコラス3、ウェブ

 日本代表は2008年度のスタートであるアジア5ヵ国対抗に、全勝優勝して順調に滑り出した。新潟でのテストマッチは初めてで、日本代表のスピードある攻撃は観客を楽しませたが、防御では、香港に後半3つのトライを許した。センターの内側をきれいに抜かれたもの、SOアレジのパスをインターセプトされたもの、ゴロパントをチャージされたものだ。レベルの高い相手に勝つためには許されない失点である。カーワンHCはこの大会にスコッドの選手をもれなく起用して、競わせながらチーム力のさらなる向上を目指していた。5月31日のクラシック・オールブラックス戦で、戦力の見極めを終え、強豪揃いのパシフィック・ネイションズへ踏み出す。これからがジャパンの正念場である。カーワンの頭には、すでに現状でのベストメンバーが描かれているはずだ。それが誰で、首脳陣の期待と信頼に応えられるのかが楽しみである。