テストNo.237 第3回IRBパシフィック・ネーションズカップ2008第3戦

English 写真 機関誌
平成20年(2008)6月22日 国立競技場
日本代表 12-24 フィジー代表
雨中戦にノートライで敗れる
No.474★237 第3回IRBパシフィック・ネーションズカップ2008第3戦
2008年6月22日 G:国立競技場 R:K.ディーカー(NZ) KO 14:11
日本代表1224フィジー代表
1西浦 達吉(コカコーラW)931アレフォソ・ヤラヤラタンブア
2青木 佑輔(サントリー)3212スニア・コト
3相馬 朋和(三洋電機)3チョネ・ライロモ
4大野  均(東芝)0T04イフェレイミ・ラワンガ
5北川 俊澄(トヨタ)0G0C5ケレ・レアウェレ
6菊谷  崇(トヨタ)3PG16セミシ・サウカワ
7ハレ・マキリ(サニックス)0DG07アザ・ラトゥヴァ
C8箕内 拓郎(NEC)8ネタニ・タレイ
9田中 史朗(三洋電機)0T39アポロサ・ヴァタ
10ジェームス・アレジ(日本協会)0G310ワイセア・ルヴェニヤリ
11小野澤 宏時(サントリー)1PG011マイケル・タンギザキバウ
12ライアン・ニコラス(サントリー) 0DG012カメリ・ラトゥヴォウ
13平  浩二(サントリー)13シレリ・ナンゲレヴキ
14遠藤 幸佑(トヨタ)51314ティモジ・ナングサ
15ショーン・ウェブ(ワールド)15タニエラ・ラワンガ
交代【日】谷口智昭(トヨタ)④、ホラニ龍コリニアシ(三洋電機)⑥、ブライス・ロビンス(NEC)⑮、クリスチャン・ロアマヌ(東芝)⑪ 【フ】V.サウトゥランガ②、V.セウセウ③、S.ランボナンギザ⑧、M.ヴァカゼング⑩、V.ゴネヴァ⑭、N.ケナタレ⑨
得点:PGアレジ4

 雨中戦で両チームともにハンドリングミスが多かった。日本は前半やや優勢に攻めてトライチャンスもあった。とくに前半32分、9−3とリードの局面で、平がトライしたプレーを、小野澤のノックオンと判定されたのが痛かった。後半10分にキックを受けた日本FBのウェブがカウンターアタックに出ようとしてボールをこぼしたミスを、ナンゲレヴキに拾われそのまま50m走られて右隅にトライを奪われた。ラワンガに難しいゴールを決められて逆転される。日本はアレジがPGを追加して12−10とリードを奪い返したが、フィジーは16分に速い展開を見せて、ラワンガが左にトライ、ゴールも決めて9−17とリードを広げた。日本は逆転を狙って必死に攻めたが、38分にゴネヴァがとどめのトライをあげた。カーワンHCの「フィジーが勝ったというより日本が自滅した」。箕内主将の「ほんのわずかな差だけどこの差が大きい」というコメントがすべてを表していた。