テストNo.246 第4回IRBパシフィック・ネーションズカップ2009第1戦

English 写真 機関誌
平成21年(2009)6月18日 シンガトカ(フィジー)
日本代表 15-34 サモア代表
一時リードもサモアに逆転負け
No.483★246 第4回IRBパシフィック・ネーションズカップ2009第1戦
2009年6月18日 G:フィジー・シンガトカ R:ネイサン・ピアーズ(A) KO 15:10
日本代表1534サモア代表
1平島 久照(神鋼)3121ジャスティン・ヴァア
2青木 佑輔(サントリー)12222マホンリ・シュワルガー
3山下 裕史(神鋼)3センザス・ジョンストン
4ルーク・トンプソン(近鉄)0T24ダニエル・レオ
5北川 俊澄(三洋電機)0G15フィリポ・レヴィー
6マイケル・リーチ(東海大)1PG06ジョナサン・ファアマツアイヌ
7タウファ統悦(近鉄)0DG07ウィリアム・ブレイム
C8菊谷  崇(トヨタ)C8ジョージ・スタワーズ
9田中 史朗(三洋電機)2T49ノティセ・タウアフォア
10ショーン・ウェブ(コカコーラW)1G110ウアレ・マイ
11小野澤 宏時(サントリー)0PG011ヘンリー・ファアフィリ
12ライアン・ニコラス(サントリー) 0DG012エンオタ・フィマオノ・サポル
13平  浩二(サントリー)13ギャビン・ウィリアムス
14冨岡 耕児(ヤマハ)91014サイロシ・タンギサカバウ
15ジャック・タラント(日本協会)15ロロ・ルイ
交代【日】畠山健介(サントリー)③、大野均(東芝)⑤、豊田将万(コカコーラ)⑥、吉田朋生(東芝)⑩、今村雄太(神鋼)⑬、ジェームス・アレジ(ニューポート)⑭ 【サ】S.シティティ⑥、O.トレビラナス⑦、J.ポール⑨、E.ラウイナ⑩、R.レヴァサ⑪
得点:T小野澤、タラント、Gニコラス、PGニコラス

 サンスポに“日本サモアに大敗”の見出しが載った。確かに15−34はダブルスコアで大敗といわれても仕方がない。しかし私は大敗と思わない。サモアは世界の強国だ。ゲーム内容は逆転してからもろさを見せ、4トライを取られて崩れたが、私はサモアと競り合える力をつけていると見る。モールと攻撃から防御への切り替えなど、課題は山積するが、それでもあと一息だと思う。「『前半だけで5度はトライチャンスがあった!』。ジョン・カーワンHCの紅潮した顔は、日焼けのためだけではない。好機に決めきれないチームへのもどかしさを含んでいた」(サンスポ)。私もテレビ観戦でまったくの同感。ウェブのゴロパントにニコラスが飛び込んだトライが、オフサイドと判定されたときなど、「エッ!それはないだろう」と声を出してしまった。パシフィック・ネイションズの厳しい試合を重ねていけば、必ずこの壁を破る日がくるはずだ。