平成21年(2009)7月3日 スヴァ
ノーサイド寸前に逆転負け
No.486★249 第4回IRBパシフィック・ネーションズカップ2009第4戦 | ||||||
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2009年7月3日 G:スバ(フィジー) R:ジョナサン・カプラン(SA) KO 15:10 | ||||||
日本代表 | 39 | - | 40 | フィジー代表 | ||
1 | 平島 久照(神鋼) | 14 | 前 | 20 | 1 | グレアム・デュース |
2 | 青木 佑輔(サントリー) | 25 | 後 | 20 | 2 | スニア・コト |
3 | 畠山 健介(サントリー) | 3 | アレフォソ・ヤラヤラタンブア | |||
4 | ルーク・トンプソン(近鉄) | 2 | T | 2 | 4 | チョセファ・ドモライライ |
5 | 北川 俊澄(トヨタ) | 2 | G | 2 | C5 | ケレ・レアウェレ |
6 | 豊田 将万(コカコーラW) | 0 | PG | 2 | 6 | マラカイ・ヴォラウ |
7 | タウファ統悦(近鉄) | 0 | DG | 0 | 7 | ショーン・モーレル |
C8 | 菊谷 崇(トヨタ) | 8 | ナタニ・タレイ | |||
9 | 田中 史朗(三洋電機) | 3 | T | 2 | 9 | ネミア・ケナタレ |
10 | ジェームス・アレジ(ニューポート) | 2 | G | 2 | 10 | ワイセア・ルヴェニヤリ |
11 | ジャック・タラント(日本協会) | 2 | PG | 2 | 11 | イリエサ・ケレソニ |
12 | ライアン・ニコラス(サントリー) | 0 | DG | 0 | 12 | セレマイア・バイ |
13 | 平 浩二(サントリー) | 13 | ヴェレニキ・ゴネヴァ | |||
14 | 今村 健太(神鋼) | 7 | 反 | 10 | 14 | ロパテ・ラトゥ |
15 | ショーン・ウェブ(ワールド) | 15 | タニエラ・ラワンガ | |||
交代【日】中山義孝(トヨタ)⑦、山下裕史(神鋼)① 【フ】F.ワイズ⑦、S.レドゥア②、F.ボラヴュク⑮、A.タロンギ③、R.ファティアキ⑩、W.スカ⑭ | ||||||
得点:T青木2、菊谷、統悦、タラント、Gアレジ2、ニコラス2、PGアレジ2 |
私は本書出版の打ち合わせ中に、ラグマガの田村編集長と自宅でテレビ観戦した。日本はフィジーのパワー、スピードに一歩も引けを取らない激しい試合を展開、最後まで一進一退の緊迫した素晴らしいゲームを見せてくれた。ミスから悔しいトライを許したプレーもあったが、応援し甲斐のあるプレーの連続だった。後半、モールを押し込んで青木が2トライ、29分に菊谷が飛び込んで36−26としたときは勝利を確信した。しかし33分にフィジー、レンドゥアにトライ(ゴール)され3点差に追い上げられ風雲急を告げた。35分日本が攻めて右中間でPKを得たときアレジがゴールを狙う。「ダメだ!タッチだ!」、私は思わず叫んだ。ラインアウトからモールでトライを狙い、ボールをキープすれば勝てる。アレジのPGは成功したが6点差。そして39分に、フィジーNo8タレイのトライ、パイの逆転ゴールの悲劇が待っていた。嗚呼。だが強化の実はあがっている。あと一歩だ。