平成27年(2015)7月18日 G:アメリカ・サンノゼ R:ルーク・ピアース(ENG)
No.549★311 第16回WRパシフィック・ネーションズカップ 第1戦 カナダ代表戦 | ||||||
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2015年7月18日 G:アメリカ・サンノゼ R:ルーク・ピアース(ENG) | ||||||
日本代表 | 20 | - | 6 | カナダ代表 | ||
1 | 平島 久照(神鋼) | 11 | 前 | 3 | 1 | ヒューバート・バイデンス |
2 | 堀江 翔太(パナソニック) | 9 | 後 | 3 | 2 | レイ・バークウィル |
3 | 山下 裕史(神鋼) | 3 | ダグ・ウールドリッジ | |||
4 | 大野 均(東芝) | 1 | T | 0 | 4 | ブレット・ブーカブーム |
5 | トンプソン ルーク(近鉄) | 0 | G | 0 | 5 | ジョン・フェラン |
6 | アイブス ジャスティン(キヤノン) | 2 | PG | 1 | 6 | ティッセン・ディゴード |
7 | マイケル・ブロードハースト(リコー) | 0 | DG | 0 | 7 | リチャード・ソープ |
8 | ヘイデン・ホップグッド(ー) | C8 | タイラー・アードロン | |||
9 | 日和佐 篤(サントリー) | 0 | T | 0 | 9 | ゴードン・マクローリー |
10 | 立川 理道(クボタ) | 0 | G | 0 | 10 | リーアム・アンダーウッド |
11 | 福岡 堅樹(筑波大学) | 3 | PG | 1 | 11 | DTH・ファンデルメルヴァ |
12 | 田村 優(NEC) | 0 | DG | 0 | 12 | コーナー・ブレイド |
13 | 松島 幸太朗(サントリー) | 13 | キアラン・ハーン | |||
14 | 藤田 慶和(早大) | 11 | 反 | 15 | 14 | ジェフ・ハスラー |
C15 | 五郎丸 歩(ヤマハ) | 15 | マット・エヴァンス | |||
交代【日】廣瀬俊朗(東芝)⑩、稲垣啓太(パナソニック)①、垣永真之介(サントリー)③、宇佐美和彦(キヤノン)④、ティム・ベネット(キヤノン)⑭、木津武士(神鋼)② 【カ】アンドリュー・タイドマン③、フィル・マッケンジー⑪、アーロン・カーペンター②、カラム・モリソン⑥、タイラー・ホットソン⑤、ジャスティス・シアーズ=ドゥル①、フィル・マック⑨、ネイサン・ヒラヤマ⑩ シンビン=田村(日) | ||||||
得点:T藤田、PG五郎丸5 |
前半、スクラムで一度、反則を取られた以外はセットプレーで完全に相手を制圧。立ち上がり、両WTBがカナダゴールに迫ったシーンに象徴されるように、ボールをテンポ良く動かすアタックに相手ディフェンスはタジタジになっていた。
実際にトライにつながる決定的な仕事をしたのはCTB松島。ラインアウトからNO8ヘイデン・ホップグッドが縦に突破して作ったチャンスでボールを受けると、早い展開についてこられないカナダCTB陣の間にできた隙間に切れ込んで大きくゲイン。タイミングよく寄ってきたWTB藤田慶和にラストパスを通して、やや日本びいきの観客を歓喜させた。このトライ以外はFB五郎丸主将の2PGで前半は11-3。前半10分に顔面を強打してSO立川理道が退き、33分にはCTB田村優が危険なタックルで10分間の一時的退場となったがこの厳しい時間帯への対応自体もチームの成長を感じさせるものとなった。
シンビンの時間帯にゲームコントロールを意識し過ぎたせいか、立ち上がりのテンポの良いアタックは後半に入っても復活することはなく、後半の得点はFB五郎丸主将の3PGによる9点のみだった。
それでも、セットは安定し、ディフェンスでも試合終了間際に自陣ゴール前に釘付けにされても、一人ひとりが判断良く前に出てカナダのアタックを摘み取るなど、集中力が切れることはなかった。