平成28年(2016)5月28日 G:秩父宮 R:ティム・ベイカー(HK)
No.564★325 アジアラグビーチャンピオンシップ2016 第4戦 香港代表戦 | ||||||
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2016年5月28日 G:秩父宮 R:ティム・ベイカー(HK) | ||||||
日本代表 | 59 | - | 17 | 香港代表 | ||
1 | 北川 賢吾(クボタ) | 24 | 前 | 10 | 1 | ベンジャミン・ヒギンズ |
2 | 坂手 淳史(パナソニック) | 35 | 後 | 7 | 2 | ラクラン・チャブ |
3 | 渡邉 隆之(東海大) | 3 | ジャック・パーフィット | |||
4 | 小瀧 尚弘(東芝) | 3 | T | 1 | 4 | ジャック・デラフォース |
5 | 宇佐美 和彦(キヤノン) | 3 | G | 1 | 5 | エイドリアン・グリフィス |
6 | 山本 浩輝(東芝) | 1 | PG | 1 | 6 | ジェームズ・カニンガム |
7 | 金 正奎(NTTコム) | 0 | DG | 0 | 7 | マシュー・ラミング |
8 | テビタ・タタフ(東海大) | C8 | ダン・ファルヴィー | |||
C9 | 内田 啓介(パナソニック) | 5 | T | 1 | 9 | カドー・リー |
10 | 中村 亮土(サントリー) | 5 | G | 1 | 10 | ベンジャミン・リメニ |
11 | 児玉 健太郎(パナソニック) | 0 | PG | 0 | 11 | ローワン・バーティー |
12 | 石橋 拓也(NTTコム) | 0 | DG | 0 | 12 | タイラー・スピッツ |
13 | 前田 土芽(筑波大) | 13 | ジェイミー・ロビンソン | |||
14 | アタアタ・モエアキオラ(東海大) | 11 | 反 | 10 | 14 | ライアン・ミチーム |
15 | 野口 竜司(東海大) | 15 | アレキサンダー・マックイーン | |||
交代【日】ファウルア・マキシ⑥、知念雄(東芝)③、三浦昌悟(東海大)①、谷田部洸太郎(パナソニック)④、安田卓平(同大)⑭、古川聖人(立命大)⑧、橋本大吾(東芝)②、中嶋大希⑨ 【香】アレックス・ワイ・シン③、ニコラス・ヒューソン④、アダム・フルグレイブ①、ニール・ロアーク⑩、ジェイミー・サン②、リー・ジョーンズ⑫、ウォン・ホ・ヨン⑧、アダム・ロールストン⑨ | ||||||
得点:T小瀧、山本、石橋2、前田、モエアキオラ2、ペナルティトライ1、G中村8、PG中村 |
若き日本代表は5月28日に行われた最終戦、対香港の80分間も59-17と圧倒。4戦全勝でアジアの頂点に立った。
立ち上がりは鈍かった。最初の20分は香港の時間。ジャパンはスクラム、ブレイクダウンで反則し、前半13分にはPGで先制を許す。19分には今大会初めてトライも許した。しかし、桜のジャージィは徐々にペースを取り戻した。SH内田啓介主将は「0-10と苦しかっときも冷静にみんなで話し、修正できた。ブレイクダウンで手を使うことに(レフリングが)すごく厳しかったので、そこは止めようと。自分たちの最初のトライをシンプルにとれた。あれで落ち着けた」と話した。
その自分たちを取り戻したトライは前半24分。突破したCTB石橋拓也をFL金正奎がサポートし、その好機をLO小瀧尚弘が仕留めた。それぞれのプレーに責任が感じられた。
2週間前に発表された6月にカナダ、スコットランドと戦うスコッドが2週間前に発表されたが、そこから漏れた石橋は「力が足りないと痛感した」ものの、桜のエンブレムを胸にする責任感でこの日は抜群の働きをした。金は、防御裏に出た選手を瞬時にサポートする得意の反応力を見せ、自身が次のステージに進む力があることを証明した。
後半中盤から、BKは大胆にプレーし、FWはスクラムトライを奪うなど、力の差を見せつけた。中竹HC代行は逞しくなったチームに「短い準備期間だったが、いいチームになった。選手からたくさんのものを学んだ。」と話した。