都城市/みやこのじょうデジタルアーカイブ

都城を知る・学ぶ

都城市地図

 「都城」の名称は、江戸初期まで北郷氏(後の都城島津氏)が居城としていた城の名前に由来しています。
 現在の都城市は都城盆地のほぼ中央に位置しており、早くから交流の中継地点、農作物の生産力の高い地域として栄えました。古代には日本最大の荘園である島津荘の拠点として、戦国時代にはその領有をめぐり島津氏・相良氏・伊東氏によって争われた地域です。江戸時代には広大な土地をその生産力の高さから、藩の政策によって薩摩半島からの多くの移住者がありました。
 そして島津氏とは「島津発祥の地 都城」として、古代からの長い関わりがあります。特に都城島津氏は南北朝時代から明治維新まで一貫して都城地域の領主として存在しました。
 ここでは、こうした都城の特色について、テーマ別に資料をもとに紹介します。