自然
都城盆地は南北約30km、東西約31kmの楕円形をした宮崎県で最大の盆地です。宮崎県の中央部に広がる宮崎平野の南西から南に鰐塚山地があり、この山地の西に都城盆地は位置します。戦国時代以降には、青井岳を境に都城側を山西、宮崎側を山東と呼んでいました。
盆地の東側は鰐塚山地の裾野に広がる扇状地形が多く、西側は平坦なシラス台地が多い。盆地の中央にはほぼ南北に大淀川が流れ、沖水川・年見川・横市川・庄内川・丸谷川・萩原川などの支流を集めながら、宮崎平野を貫流して、日向灘へ至ります。この大淀川の河口にはかつて赤江の港があり、18世紀末頃に大淀川の難所であった観音瀬が開削され、川舟を使って都城盆地と赤江港が結ばれました。
都城盆地は温暖な内陸性気候に分類され、気温は年間を通して比較的温暖で、昼夜の温度差が大きい傾向があります。周囲を山に囲まれた地形のため、夏は熱がこもりやすく、冬は放射冷却により冷え込み、特に冬季から春季にかけては朝、霧が発生しやいのが特徴です。また、台風の常襲地帯でもあり、昔から霧島や桜島の噴火も起こるなど、自然災害がたびたび起こっていました。



