作品(日本)
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斎藤茂吉「霜ふりて一もと立てる柿の木の」「折に触れ」「ぬば玉のふくる夜床に目ざむれば」「細り身」「玉きはる命をさなく女童を」「さにづらふ少女ごころに酸漿の」「秋の夜ごろ」「かぎろひの夕べの空に八重なびく」「雲」「をさな妻こころに守り更けしづむ」「折に触れて」「なにか言ひたかりつらむその言も」「おくに」「天さかる鄙の山路にけだものの」「陸岡山中」「星のゐる夜空のもとに赤赤と」「死にたまふ母 其の三」「あしびきの山の峽をゆくみづの」「屋上の石」「狂人守」「トロッコを押す一人の囚人は」「片方に松二もとは立てりしが」「郊外の半日」「自殺せる狂者をあかき火に葬り」「冬来 黄涙余録の二」「赤光のなかに浮びて棺ひとつ」「葬り火 黄涙余録の一」「みなし児に似たるこころは立ちのぼる」「ひとりの道」「あな悲し観音堂に癩者ゐて」「おひろ 其の一」『赤光』
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