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第一編 人物誌
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第一章 黎明期(堺の濫觴より南北朝時代迄)
(一一)桃源宗悟
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宗悟、字は
桃源
。【宗然の法嗣】
可翁
宗然の法を嗣ぎ、命に遵つて、【
少林寺
住職】堺
少林寺
の席を繼いだ。(延寶傳燈錄卷第二十一)永德二年季秋、化緣將に終らんとするの日、其法嗣喬木堂、其畫像を作つて語を索めた。宗悟之に讚して「
杜
機吾喪我、應物渠是誰、縱有傳神妙、僧繇猶不知、昨夜長鯨呑海水、珊瑚枝上月華奇。」と述べた。(
桃源
和尚畫像自讚)次いで同年九月四日示寂した。(
長松山
禪通寺
年鑑)