ビューア該当ページ

(七六)瑞溪宗祥

248 ~ 248 / 897ページ
 【大徳寺住職】【再住】宗祥字は瑞溪、堺の人、法を實堂宗傳に嗣ぎ、元祿九年三月大德寺第二百五十五世に出世し、同十一年二月再住開堂した。是れ白槌の始めである。(龍寶山大德禪寺世譜)【南宗寺四十六世】次で南宗寺に入り、第四十六世となつた。(南宗寺歷世年譜)同十二年三月二十六日世壽五十四歳を以て示寂した。【辭偈】辭世の偈にいふ、「生也如是、死也如是、更問如何、如是々々」、と。(紫巖譜略、龍寶山大德禪寺世譜)