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目次
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第一編 人物誌
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第三章 爛熟期(大阪陣より明治維新迄)
(八〇)剛山宗柔
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【
大德寺
出世】宗柔字は剛山、大和の人、法を
密玄
宗要に嗣ぎ、寶永二年二月出生して、
大德寺
第二百七十世となり、三月開堂した。(紫巖譜略、龍寶山大德禪寺世譜)【
本源院
二世】
南宗寺
の塔頭
本源院
の第二世で、小柴菴を兼知し、同五年十一月七日世壽五十三歳を以て示寂した。(龍寶山大德禪寺世譜)【遺偈】辭世の偈に曰ふ、「殺
二
盡魔神
一
、常打
二
安眠
一
、吹
レ
毛今日、抛
二
却面前
一
、具眼者採取」。(寶山住持世記上、龍寶山大德禪寺世譜)