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(六)妙慶寺

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 妙慶寺榮照山と號し、【位置】新在家町東二丁字石塔側にあり、日蓮宗妙顯寺末、寺格平僧跡。【開基】文龜元年の交日英京都妙顯寺より來つて創建し、(堺鑑中、社寺明細帳)【中興】天正年中、日唱法師中興した。(堺南北寺庵本末開基旨旨改帳、堺鑑中)【日像自書の石塔】庭前に日像上人自書と傳ふる石塔がある、故に世俗之を石塔寺と呼ぶ。此石塔は日像七國七所に造立したものの中の一基であるといふ。(堺鑑中)【本尊】本尊題目寶塔、釋迦、多寶二佛、【堂宇】本堂、庫裏、拜所、鐘樓、門及び三光堂あり、境内四百八十七坪を有してゐる。(社寺明細帳)