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目次
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第三編 名蹟誌
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第三章 史蹟名勝
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第六節 傳説地
(三)晴明辻
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【所在】
大小路
筋と東六間筋との交叉點を古來
晴明辻
或は
占辻
と稱し、吉凶を此處に占ふ時は必ず當つたと傳へてゐる。(
堺鑑
)【民間説話】
安倍晴明
泉州信太村よりこゝを通過の際旅民辻占の爲め、陰陽の神符を埋めたといふ。(
堺鑑
)元來辻占の風習は民間信仰の一で、攝、泉
兩國
の境界に當る
大小路
に此信仰の現れを見るのは自然であるから、之を晴明に假託したものであらう。