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目次
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第二編 先史の札幌
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第三章 縄文時代
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第一節 早期・前期
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一 遺跡の分布
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遺跡の立地
◇発寒川扇状地
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手稲山
の南東を流れる発寒川は、小規模ながら
豊平川
と同様の扇状地を作り出している。その成立は、
豊平川
のそれより古く安定し
豊平川扇状地
(いわゆる札幌面)にはない縄文時代前期の遺跡が六カ所程確認されている。発寒川の支流である中の川の流域が主体となる。