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目次
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第二編 先史の札幌
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第四章 続縄文時代
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第二節 遺跡の分布
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月寒台地の遺跡
◇T四六五遺跡(豊平区羊ヶ丘一)
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縄文時代の遺物に混じって続縄文時代最末期に属する「
北大式土器
」が多数検出された。遺構はまったく発見されていない。
他にT二九七遺跡(豊平区清田五条二丁目)、T二〇三遺跡(豊平区西岡四条二丁目)、S九〇遺跡(白石区平和通一五丁目北)においても恵山式土器、後北式土器が分布調査にて検出されている。T二〇三遺跡、S九〇遺跡は
月寒川
に関連する段丘上に立地し、T二九七遺跡は
厚別川
の支流に関連する段丘上にある。