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目次
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第四編 イシカリの改革とサッポロ
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第五章 サッポロ越新道
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第四節 イシカリの交通
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一 交通路と運上屋・本陣
その他の系路
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以上の主要系路の他に、札幌市域では、ハッサムより
御手作場
にむかう
シャクシコトニ道
、
御手作場
からシノロへいたる道、
大友堀
にそい
サッポロ越新道
にいたる道などが、
御手作場
の設置にともない大友亀太郎により慶応二年(一八六六)以降つくられた。また計画道では、前述したアブタからサッポロを経、テシオにむかう
蝦夷地
の縦断道があり、さらにツイシカリからウリウ(雨竜)を経、ルルモツヘ(留萌)へむかうルルモツヘ越もあった。しかし、いずれも本格的な着手にいたらず、明治をまつことになる。