東金市は、東京都心まで約60キロメートル、千葉県のほぼ中央部に位置しています。古くは旧石器時代からの遺物が確認された、歴史の古いまちです。鎌倉時代~安土桃山時代にはいくつもの城が築かれ、江戸時代には問屋町として栄えるなど様々な変化を遂げてきました。
「東金市デジタル歴史館」は、博物館がない東金市が、インターネット上にオープンした博物館です。考古資料、古文書、絵画などを多数掲載しております。是非ご覧ください。
平成27年度『東金市求名 並木家文書調査報告』、平成28年度『内田家文書調査報告』、平成29年度『「明治の模範村」源村の成立と発展』を刊行。
並木家は近世では求名村名主などの村役人、以後は戸長、村用掛、村会議員などを歴任しており、それらに関連する基本的文書が揃っています。また若年期の関寛斎に関する史料も発見されました。
内田家は江戸時代、東金地域随一の豪商で町名主、福島藩(板倉家)の御用達でもあり、質量ともに貴重な古文書を有していたのです。
明治の三模範村の一つであります源村の史料については、すでに千葉県文書館より刊行された目録がありますが、新発見の「猪野家文書」の中に源役場に関係する史料が確認されたため、これをまとめたものです。
これらの史料は東金市の近世以降を知るうえで、新たな1頁を飾るものでしょう。
東金市求名 並木家 内田家文書 「明治の模範村」源村の成立と発展生涯学習情報誌「ときめき」は、平成4(1992)年から刊行されている歴史ある情報誌です。主に東金市のイベント情報等を掲載していますが、中でも人気だったのが、東金市の歴史を紹介したコーナーです。ときめきの大コーナー「散歩道」、歴史紹介コーナーとして人気のあった「とうがね歴史ばな史」。この2コーナーで、東金市の歴史を様々なテーマに即して紹介していました。
「東金市デジタル歴史館」では、特に人気のあった歴史紹介記事を厳選して掲載しました。刊行された当時と現在では、主流の説が異なる場合があることをご了承いただきながら、ご覧いただければ幸いです。
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「東金市デジタル歴史館」は、平成29年度図書館振興財団提案型助成事業の助成を受けて実施しております。