海老名市/デジタルアーカイブえびなの歴史

江戸えど時代じだいの旅たびのおはなし

旅たびの服装ふくそうと持もち物もの

子ども
旅行りょこうのとき持もち物ものや着替きがえはどうしていたんですか?
先生
江戸えど時代じだいの人ひとがどういう服装ふくそうや荷物にもつで旅行りょこうしていたか、見みてみましょう。
治右衛門さん
わたしが旅行りょこうをしたのは寒さむい時期じきだったので、もう少すこし暖あたたかい服ふくも着きていましたが、だいたいこの絵えのような服装ふくそうです。
旅たびの服装ふくそう
治右衛門さん
下半身かはんしんは、「ももひき」というズボン型がたの下着したぎに「脚絆きゃはん」というすねを保護ほごするものをつけていました。足元あしもとは、くつしたの役割やくわりをする「足袋たび」にわらじを履はいていました。
治右衛門さん
上半身じょうはんしんは、着物きものにカッパをまとい、頭あたまには笠かさをかぶっていました。
子ども
動うごきやすそうな服装ふくそうですね。荷物にもつはどうやって持もっていたのですか。
治右衛門さん
荷物にもつは、「行李こうり」と呼よばれる竹たけなどを編あんで作つくった入いれ物ものを肩かたにかけたり、ふろしきに包つつんで背負しょったりしました。
子ども
ふろしきって、大おおきな布ぬのだよね。おばあちゃんの家いえにあった。
治右衛門さん
持もち物ものは、着替きがえのほか、手拭てぬぐい、ガイドブック、日記帳にっきちょう、脇差わきざし(短みじかい刀かたな)、矢立やたてなどです。
子ども
矢立やたてって何なんですか?
治右衛門さん
今いまでいうペンケースのようなもので、墨すみと筆ふでをコンパクトに収納しゅうのうできるものです。
子ども
治右衛門じえもんさんは、毎日まいにち日記にっきを書かいていたから大事だいじなものだったんですね。
治右衛門さん
それから、旅行りょこうするときには大切たいせつな書類しょるいがありました。関所せきしょを通とおるときに見みせる「関所せきしょ通行手形つうこうてがた」です。
子ども
関所せきしょって何なんですか?
治右衛門さん
旅たび人びとや荷物にもつの検査けんさを行おこない、あやしい人ひとが通とおらないかを取締とりしまった施設しせつです。この旅たびでも何度なんどか通とおりました。
先生
旅行りょこうをするのにいろいろな準備じゅんびが必要ひつようだったことがよくわかりましたね。