目次
/
通説編第1巻 第3編 古代・中世・近世
/
第5章 箱館開港
/
第9節 海面埋立と溝渠新設
山田寿兵衛等の埋立
646 ~ 647 / 706ページ
安政3年
弁天岬台場
築造の際、当時ここにあった
山田寿兵衛
の倉庫地820坪余を上地した。寿兵衛は、土蔵12棟、板蔵3棟の取払いを命じられ、その後山上新地に換地を給与されたが、そこは倉庫地には適さないので、取扱貨物の多い
問屋
大津屋茂吉
と共同し、翌4年
地蔵町
海面(いまの豊川町)縦50間、横100間の埋立を出願して認可を受け、文久2年から工事を起こし、翌3年にほぼ竣工した。