以二廻状一申入候。然ば昆布役并外上納向、早々相納可レ申
候。以上
戌十一月十五日 亀田村より鍛次村 上山村
箱館沖口 赤川村 大川村 七重村 峠下村
御 役 所 市ノ渡村 文月村 湯川村 壱本
木 千代田迄
一 御城下阿吽寺代三光院様当村御泊名主所
霜月十六日
一 萩野八十吉 上下弐人
馬壱疋
人足壱人
右は此度廻村御用等(ト)して出立仕候条、書面の人馬無二差
滞一且、止宿、賄、川越渡舟場等無二差(ママ)遅滞一取斗ひ可レ給
候。
十一月廿七日
一 萩野八十吉様御上下弐人 右は当村御泊りニ付、六郎
殿宿。人足弐人、馬弐疋差出候。
壱番
一 三貫四百文 重五郎
六三郎
平 蔵
三太郎
〆五軒組 平 七
弐番
一 三貫四百文 紋三郎
三四郎
権右衛門
勘右衛門
覚右衛門 勘次郎 長左衛門 万九郎 友七 彦七
〆 拾軒組
三番
一 壱軒ニ付百五拾文宛 清次郎
嘉右衛門 鉄五郎 善右衛門 友吉
徳太郎 平蔵 作右衛門 八内
喜平次 辰之丈 六右衛門 藤太郎
石五郎隠居長作
〆 拾六軒
右は御巡見様御用金諸割合。尤村中三番ニ割、右の趣在
方掛萩野八十吉様御廻村ニて御取立の段厳敷被二仰出一候
ニ付左の通
霜月廿八日