この時椴法華村は尾札部村(村並)の支郷としての扱いを受けていた。村並の村(本村)には村役人として、頭取・小頭・百姓代が置かれ、村並の分村に当たる支郷の村役人には小頭が置かれていた。
この時代の村役人の職務内容については、前幕領時代とほぼ同じ内容なので、ここでは省略することとし、尾札部(本村)と椴法華(支郷)の村役人について、その役職氏名を簡単に記しておくことにする。
安政元年 | 安政二年 | 安政四年 | |
尾札部 | 総頭取 与五左衛門 | 頭取 与五左衛門 | 頭取 与五左衛門 |
小頭 藤蔵 | 小頭 藤蔵 | 不 詳 | |
百姓代 喜太郎 | 御百姓代 喜太郎 | 不 詳 | |
椴法華 | 小頭 三次郎 | 不 詳 | 小頭 三次郎 |