目次
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第四編 戸口と地名
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第一章 戸口と名字
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第一節 戸口
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人別帳
[人別帳]
311 ~ 311 / 1210ページ
明治の戸籍法以前、
蝦夷地
でも人別帳(にんべつちょう)、人別調(しら)べといって村や町の
在住
者の出入り(転出・転入・旅行もふくめて)を記録していた。
人別は、領主の達しによって家族しらべや信仰のしらべなどもされたが、多くは
運上屋
(
会所
)や神社、寺院が担当したらしい。
臼尻
では頭取家が責任をもっていたらしく、
臼尻
村熊
泊
村の村人の出入りを書きとめた「嘉永年間人別控」(仮称)が数葉発見された。嘉永人別控については、出稼の項で原文を引用することとする。