安芸国分寺塔跡五輪塔 あきこくぶんじとうあとごりんとう

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 (史跡)
所在地 東広島市西条町吉行
年 代 不明
形 状 花崗岩 高さ一五八cm ヨコ五三cm タテ五三cm
種 子 なし
銘 文 無銘
概 要 安芸国分寺の西方50mにある、聖武天皇の玉歯が埋められているという伝承があったを昭和七年(1932)に発掘調査したところ、心礎をはじめとした塔の完全な礎石が発見されて、ここに安芸国分寺があったことが明らかとなった。
 礎石がで護られていたため心礎をはじめ礎石が完全に遺り貴重である。
 本五輪塔はそのの上に安置されていたものである。
 芸藩通志に「聖武御塔 吉行村、國分寺の横にあり、高一間、周廿五間なる、古墳の上に、五輪石塔を建たり、按に、國分寺は、帝の建たまふ所なり、故に其功徳を表て此塔を建しなるべし、」とある。
           (用語解説 安芸国分寺跡 参照のこと)

[安芸国分寺塔跡五輪塔]