東広島市立図書館/東広島市デジタルアーカイブ
③藤原春鵲のお墓に行ってみよう!
詳しい人に案内をしていただきました。 石碑を見てみましょう。
神社 【資料】藤原春鵲の墓(はか) ○墓にきざまれた文章の意味(くわしくは次のページでわかるよ)
 先生の諱(いみな)は元成、藤原家十一世を継ぐ。頼元協を師(し)とした。
 また医術を長崎(ながさき)で池田玄琳に学び帰る。救済の仕事多し。石川氏を娶(めと)る。
 先生の天性は孝を規範にしている。父春徳が病に十余年臥(ふ)したが、この間一日中笑顔で慰(なぐさ)めた。人は皆これを教訓(きょうくん)とし称えた。これがついに叡聞に達し、明治十七年緑綬褒章(りょくじゅほうしょう)を賜る。
 善行を広く知られ、明治十九年十月十三日病没す。享年六十七歳。訃報(ふほう)を聞き哀悼(あいとう)の誠を捧げない者はいない。
 銘にいう、生まれつきの良い性質(せいしつ)で親に仕え、博愛を衆(しゅう)におよぼした真人(真理をさとった人)であった。良い評判が年久しく伝わる。
   高田宣 慎んで撰ぶ。
このお墓も石碑だよ。文字がたくさん書いてあるね。そこには、藤原春鵲の経歴(けいれき)や行ったこと、それにたいしての評価(ひょうか)が書いてあるよ。次のページで、もっとくわしく調べていこう!
のんたの画像
他のページへ移動する
トップにもどる もくじ