一二 津軽歴代記類

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 明治政府が興した修史事業により、藤田貞元・兼松成言・樋口建良・下沢保躬(しもさわやすみ)等が領内から収集した資料を治十年(一八七七)にまとめた「津軽旧記類」のうち、藩主を主としたものを「津軽歴代記類」という。内容は政信から承昭(つぐあきら)までの藩主の事績を中心に、政治・経済・産業・民生等の各分野にわたっている。『みちのく双書』第七集・第八集として一九五九年に刊行されている。