目次
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新編弘前市史 通史編3(近世2)
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第7章 藩政期の人々の生活
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第一節 武家の生活
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三 藩士の衣食住
(一)衣服
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武士の
礼服
については、すでに本章第一節一で述べてあるが、通常の
礼服
としては、長
裃
(ながかみしも)・半
裃
(はんかみしも)・継
裃
(つぎかみしも)の三種類であった。
公式勤務の時には半
裃
と略服として継
裃
を着
用
し、日常家庭にあったり、くつろいだ時は、「
裃
を脱ぐ」という諺どおりに小袖(こそで)に
袴
、または小袖の着流しとなり、時には羽織(はおり)を
用
いたりした(武士生活研究会編『武士の生活Ⅰ』一九八二年 柏書房刊)。