革秀寺

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革秀寺(かくしゅうじ)は、慶長三年(一五九八)に為信が禅の教えを受けた格翁隠居所として藤崎村(現南津軽郡藤崎町)に創建された。慶長年間(一五九六~一六一四)、駒越村(現市内)に移転し、火災に遭ったがまもなく再建されたとみられる。
 為信が慶長十二年(一六〇七)に京都で死去すると、四条河原で火葬にされ、遺骨は革秀寺へ運ばれて格翁が葬式の導師を務め、信枚が寺領一〇〇石を寄進した。

図215.革秀寺