目次
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新編弘前市史 通史編3(近世2)
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第8章 藩政期の文化
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第三節 宗教と信仰
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二 寺院
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(六)曹洞宗の寺院
革秀寺
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革秀寺
(かくしゅうじ)は、慶長三年(一五九八)に為信が禅の教えを受けた
格翁
の
隠居
所として藤崎村(現南津軽郡藤崎町)に創建された。慶長年間(一五九六~一六一四)、駒越村(現市内)に移転し、
火災
に遭ったがまもなく再建されたとみられる。
為信が慶長十二年(一六〇七)に京都で死去すると、四条河原で火葬にされ、遺骨は
革秀寺
へ運ばれて
格翁
が葬式の導師を務め、信枚が寺領一〇〇石を寄進した。
図215.
革秀寺