勝岳院

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勝岳院(しょうがくいん)は、天正十四年(一五八六)に床舞(とこまい)村(現西津軽郡森田村)に創建された。「曹洞諸寺院縁起志」によると、山号石神山は「一巻石」を鎮守とした社の側に寺を建てたことによるという。「長勝寺並寺院開山世代調」・「曹洞諸寺院縁起志」・正徳元年(一七一一)の「寺社領分限帳」は、いずれも「正岳院」とするが、享和三年(一八〇三)の「寺社領分限帳」に至って「勝岳院」と称していることがわかる。慶長年間(一五九六~一六一四)に長勝寺構の中に移った。