目次
/
新編弘前市史 通史編3(近世2)
/
第8章 藩政期の文化
/
第三節 宗教と信仰
/
二 寺院
/
(九)修験
普光寺
710 ~ 710 / 767ページ
普光寺
(ふこうじ)は、光海が開山となって和徳村(現市内)に創建され、寛永十五年(一六三八)、富田村(同前)へ移転、延宝元年(一六七三)の「
弘前惣屋敷図
」(弘図津)には「五智如来堂」とある。「
津軽一統志
」には、宝永五年(一七〇八)に「住吉大明
神社
地」を定めたとあるが、この
住吉宮
は
普光寺
の北隣に位置していた。寛政八年(一七九六)には無住となって、翌年には取り壊され、跡地では軽業や
相撲興行
が行われた。