昭和五十七年(一九八二)四月一日、弘前市立東小学校が弘前市城東中央五丁目六の一に創立開校された。同校は城東地区の市街化に伴い、これまでの学区を変更して和徳小学校、豊田小学校、第一大成小学校からの四三二人と一七人の転校生、一〇五人の新入生の計五五四人で発足した。
同校学区内を国道七号が通っているため交通量が非常に多く、県内でも有数の交通事故多発地区となっていた。そのため、児童の交通事故を未然に防ぐことが同校の課題となっており、国道七号横断の地下道建設が計画されている。また、デパートなど大型店舗や遊戯場が建ち並び、一方、近隣には市学習センターや県武道館、東消防署、弘果市場、東部給食センター等があり、都市型の学習資源を有する。これらの学校環境を生かす教育の実施が同校教職員に課せられた命題であろう。
同年八月二十日学校プール完成により全建築が終了、十月十七日創立落成記念式典を挙行し、十一月七日東小学校記念碑除幕式を挙行した。初代校長岡田幸三である。