(三)県内初の詩結社「パストラル詩社」

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 県内で最初のの結社である「パストラル詩社」(資料近・現代1No.七四一)が大正八年八月に結成されたが、これにも福士幸次郎の果たした役割は大きい。幸次郎はそのメンバーのに懇切丁寧な添削を加え、指導している。八年の第一集「田園の秋」から、十一年の「五月の花」まで七冊の作品集が刊行されている。

写真250 福士幸次郎碑除幕式(弘前公園・昭和32年)