目次
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新編弘前市史 通史編5(近・現代2)
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第八章 近現代弘前市の文化活動
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第一節 文学活動
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二 近代文学の成立(大正の文学)
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(三)県内初の詩結社「パストラル詩社」
桜庭芳露の活躍
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桜庭芳露
(さくらばほうろ)は明治二十七年(一八九四)、弘前市田代町に生まれた。大正七年、七戸尋常
小学校
へ勤務していたが、翌年八月、かねてより師事していた
福士幸次郎
の激励を受けて、
後藤健次
、一戸玲太郎(謙三)らと「
パストラル詩社
」を結成した。
大正十二年、和徳尋常
小学校
を退職し、上京。東京日々新聞社の校閲部員となる。昭和三年、『
桜庭芳露
第一
詩
集』(資料近・現代1No.七四〇)を刊行する。二十三年(一九四八)、東京阿佐ヶ谷四丁目の自宅で死去。享年五十五歳。