昭和14年(1939)度

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41シーズン目

【協会】 全日本学生代表選抜チームを九州に派遣 日本協会は4月に全日本学生代表選抜チームを九州に派遣して、ラグビーの地方振興を図った(『九州ラグビー史』P73)。/ラグビーボールが配給制に 日本を巡る国際情勢が悪化し、「ラグビーボールが配給制になった」(片岡メモ)。
【大学】 明大2年連続全国制覇 第13回東西王座決定戦は明大京大を51−3で一蹴して、2年連続4回目の全国制覇を成し遂げた。/関東は明大、関西は京大が優勝 第12回関東大学対抗戦に明大が全勝で、2年連続5回目の優勝を果たした。第13回関西大学対抗戦は京大が2年ぶり8回目の優勝を遂げた。
【地域】 第13回東西対抗は関東が41−16で勝ち13連勝。
【その他】 高専は慶大予科が初優勝、中学は撫順中が連覇 第15回全国高専大会は2年連続決勝で敗れた慶大予科が34−3で松山高商を下し念願の初優勝を飾った。第22回全国中等学校大会では、撫順中が秋田工を11−3で破り連覇を遂げた。
【国際】 東大が8月から9月にかけて満州遠征(5勝1敗)を行った。/10−11月に朝鮮鉄道が7回目の来征(4勝)、62−11同大、20−14京大、14−0全川崎、68−0新潟鉄道局土崎工場[この時代は秋田・土崎工場が新潟鉄道局管下になっていた]。