平成2年(1990)度

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92シーズン目

【協会】 新会長に磯田一郎就任 7月7日の日本協会評議委員会で、副会長磯田一郎が第10代会長に推挙された(『機関誌』Vol.40-1号P2)。/ラグビータウン熊谷誕生 24000人の観客を収容し、サブグラウンド2面を併せ持つ熊谷市営ラグビー場が完成、3月24日に超満員の観衆を集めて、全早明戦が行われ、こけら落としを祝った(『機関誌』Vol.40-6号P46)。
【ルール】 「ボールが出せずにスクラムが90度以上回ったときは、相手ボールのスクラムとなる」と規定された。
【代表】 第2回ワールドカップ出場決定 第2回RWCはアジア太平洋地区予選が4月に秩父宮で行われ、日本代表は優勝の西サモアに続き2位で、第2回RWCへの出場権を獲得した。
 第2回RWCアジア太平洋地区予選(東京)
★1031990.4.8日本代表28−16トンガ代表秩父宮
★1041990.4.11日本代表26−10韓国代表秩父宮
★1051990.4.15日本代表11−37西サモア代表秩父宮

アメリカ代表来日(1勝2敗) アメリカ代表の来日で日本U23代表が16−0で勝ち面目を施したが、日本代表はテストマッチに15−25で敗れた。他の試合53−34日本B代表。
★1061990.9.23日本代表15−25アメリカ代表秩父宮

アジア大会で韓国に敗れる 日本代表スリランカ・コロンボの第12回アジア大会決勝で、韓国に9−13で敗れ3連敗を喫しアジアの盟主の座を韓国に奪われた。
★1071990.10.27日本代表9−13韓国代表コロンボ

【選手権】 神戸製鋼3連覇 第28回日本選手権では神戸製鋼が38−15で明大を下して、3年連続日本一となった。
【大学】 大学チャンピオンは明大 対抗戦で両校優勝となった早明が、第27回大学選手権決勝で再び対決することになりラグビー人気は最高潮に達した。国立競技場に満員の観客を集めた決勝で、明大主将WTB吉田義人が4人抜きの快走を見せて逆転トライ、16−13で堀越正己主将の早大を破って秋の決着をつけ、2年ぶり8回目の優勝を果たした。/対抗戦は早明が双方優勝、リーグ戦は関東学大 第61回関東大学対抗戦は、全勝対決の早明戦で早大FB今泉が独走トライ、SO守屋の同点ゴールで24−24の引き分け双方優勝に持ち込んだ。早大は3年ぶり25回目、明大は2年ぶり19回目の優勝。第24回関東大学リーグ戦は関東学大が7勝1敗で初優勝を飾った。/関西は京産大が初優勝、九州は福岡大が優勝 第62回関西大学リーグ戦では京産大が7戦全勝で悲願の初優勝を達成し大西健監督が高々と胴上げされた。第10回九州王座決定戦は4年連続の対戦となったが、福岡大が鹿屋体大に36−19で勝利を収めた。
【社会人】 神鋼、三洋に勝ち薄氷の3連覇 第43回社会人決勝でドラマが生まれた。神戸製鋼はノーサイド寸前、イアン・ウィリアムスのトライで同点、細川隆弘の逆転ゴールで、18−16と三洋電機に劇的な勝利を収めた。この瞬間の三洋宮地監督の放心の表情は私の脳裏に染み付いて離れない。勝負の非常さをこれほど鮮烈に見たことはなかった。社会人、大学ともに決勝での劇的な逆転ドラマに観客が熱狂、名勝負として長く語り継がれることになった。/東日本は三洋、関西は神鋼が連覇、西日本九電4連覇 第3回東日本社会人リーグは、6勝1敗の三洋電機が2年ぶり2回目[関東社会人リーグからの通算では12回目]の優勝。/第33回関西社会人Aリーグは、神戸製鋼が7勝0敗で2年連続5回目の優勝。/第19回西日本社会人Aリーグは、九州電力が6勝0敗で4年連続7回目の優勝。
【地域】 第30回三地域対抗は関東が勝ち、2年連続13回目の優勝を達成した。/第45回学生東西対抗は関東が38−34と接戦を制して36回目の勝利を収めた。/第41回の朝日招待は全明大が九州代表を14−13で破った。
【その他】 地区対抗は東北学大の初優勝、教育系は文教大が優勝 第41回地区対抗は東北学大が29−16で鹿屋体大を破りうれしい初優勝を達成した。第26回教育系大学大会は文教大が16−4で長崎大に勝ち5年ぶり3回目の優勝を遂げた。/高専は函館工専、高校は熊谷工が優勝 第21回高専大会は函館工専が16−14で宮城工専を破り13年ぶり4回目の優勝を達成、第70回高校大会では熊谷工が19−9で天理高に勝ち初優勝、埼玉県に初めて真紅の優勝旗を持ち帰った。/国体は成年が群馬と福岡、少年は大阪が優勝 第45回の福岡国体は福岡市と北九州市で行われ、成年1部は群馬県(三洋電機)が13−13で福岡県(全福岡)と引き分け双方優勝、2部は福岡県(全福岡)が19−13で埼玉県(埼玉教員)に勝って優勝。少年は大阪府(全大阪)が23−16で福岡県(全福岡)を下して優勝した。
【国際】 4月にサントリーが豪州遠征(2分2敗)を行った。/6月、日本電気韓国遠征(2勝)。/8月、レディース全東京・名古屋レディース、NZ帯同遠征。/9月28日にオ大セント・キャサリンズ・カレッジ神戸の設立記念試合が行われた。オ大28−12神鋼。/2月、日本学生代表代表アイルランド遠征(5勝)。/3月、日本B代表ジンバブエ遠征(4勝1敗)。/高校代表海外遠征 3月に第16回高校日本代表ウエールズ遠征(3勝2敗)を実施した。