平成16年(2004)3月21日 第41回日本選手権大会決勝

国立競技場

東芝府中ブレイブルーパス 22-10 神戸製鋼コベルコスティーラーズ●

東芝、トップリーグ初年度を日本一で飾る

平成15年(2003)度 第41回日本選手権試合
2004年3月21日 G:国立競技場 R:岩下真一 KO 14:00
東芝府中ブレイブルーパス 22 10 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
1 笠井 建志(法大) 7 3 1 中道 紀和(同大)
2 塚越  賢(中大) 15 7 2 松原 裕司(明大)
3 櫻井 寿貴(関東学大) 3 清水 秀司(明大)
4 釜澤  晋(大東大) 1 T 0 4 林  慶鍋(同大)
5 横山 恒雄(関東学大) 1 G 0 5 ロイス・ウイリス(ワイカト大)
6 渡邊 泰憲(日体大) 0 PG 1 6 池上 王明(京産大)
7 ニコラス・ホルテン(ワイカト大) 0 DG 0 7 川上 利明(明大)
8 ルアタンギ・バツベイ(大東大) 8 斉藤 祐也(明大)
9 伊藤  護(専大) 2 T 1 9 西田 陽平(伏見工)
10 島崎 正吾(佐賀工) 1 G 1 10 アンドリュー・ミラー(テ・プケ高)
11 大野  均(日大) 1 PG 0 11 大門 隼人(筑波大)
12 日原 大介(日大) 0 DG 0 C12 元木 由紀雄(明大)
C13 冨岡 鉄平(福岡工大) 13 吉田  明(京産大)
14 森  大輔(東海大) 12 5 14 大畑 大介(京産大)
15 立川 剛士(関東学大) 15 八ッ橋 修身(天理大)
交代【東】スコット・マクロウド(ワイカト大)⑧、松尾大樹(大東大)②、松田努(関東学大)⑬、大室歩(中大)③、品川英貴(日体大)⑩、中居智昭(熊本工)⑪、宮下哲朗(関東学大)⑥ 【神】伊藤剛臣(法大)⑥、平尾剛史(同大)⑪、ピエール・ホラ(カンタベリー高)⑩
シンビン=立川(東)

 トップリーグ、マイクロソフトカップを準優勝で終わった東芝が、日本選手権で強敵神鋼を破り大願成就を果たした。前半6分にNo8バツベイの突進からチャンスをつかみCTB冨岡が抜いてFB立川にパス、立川はパントを上げて自ら追走してトライ(日原ゴール)をあげた。神鋼も15分にSOミラーのPGで3点をあげて7−3。後半12分に東芝はハイパントをキャッチした立川のカウンターアタックでWTB森が60メートル独走してトライ(日原ゴール)で14−3とリードを広げる。20分神鋼大畑にトライ(ホラ・ゴール)を許し14−10と迫られ、その後一進一退の攻防が続いた。試合を決めたのは37分、途中出場の東芝SO品川が神鋼のディフェンスのギャップを突いてトライ19−10。その後日原が1PGを追加して神鋼を突き放した。神鋼はケガで苑田と小泉が欠場し、ミラーのキックを主体にゲームを優勢に組み立てたが、攻撃でのイージーミスが多発したことが敗因となった。