平成20年(2008)度 第6回マイクロソフト杯決勝

平成21年(2009)2月8日 秩父宮ラグビー場

東芝ブレイブルーパス 17-6 三洋電機ワイルドナイツ●

東芝三洋電機を下してトップリーグチャンピオン

平成20年(2008)度 第6回マイクロソフト杯決勝
2009年2月8日 G:秩父宮ラグビー場 R:相田真治 KO 14:00
東芝ブレイブルーパス 17 6 三洋電機ワイルドナイツ
1 久保 知大(筑波大) 12 6 1 川俣 直樹(明大)
2 猪口  拓(慶大) 5 0 2 山本  貢(関東学大)
3 櫻井 寿貴(関東学大) 3 相馬 朋和(帝京大)
4 渡邊 泰憲(日体大) 2 T 0 4 ジャスティン・アイブス(タイエリ高)
5 大野  均(日大) 1 G 0 5 ダニエル・ヒーナン(サザンQL大)
6 スティーブン・ベイツ(ワイカト大) 0 PG 2 6 劉  永男(檀国大)
7 中居 智昭(熊本工) 0 DG 0 7 若松 大志(関東学大)
8 豊田 真人(東海大) 8 ホラニ龍コリニアシ(埼玉工大)
9 藤井  淳(東海大) 1 T 0 9 田中 史朗(京産大)
10 デイビット・ヒル(ワイカト大) 0 G 0 10 トニー・ブラウン(オタゴ大)
11 仙波 智裕(同大) 0 PG 0 11 三宅  敬(関東学大)
12 ナタニエラ・オト(大東大) 0 DG 0 12 入江 順和(関東学大)
13 冨岡 鉄平(福岡工大) 13 霜村 誠一(関東学大)
C14 廣瀬 俊朗(慶大) 16 9 14 北川 智規(関東学大)
15 吉田 大樹(同大) 15 田井中 啓彰(関東学大)
交代【東】湯原祐希(流経大)②、望月雄太(同大)④、松田努(関東学大)⑫ 【三】木川隼吾(大東大)①、堀江翔太(帝京大)②、キーラン・ブラック(クライストチャーチ高)⑦、榎本淳平(関東学大)⑩、吉田尚史(専大)⑮

 6年目のこのシーズンから、トップリーグはマイクロソフト杯をプレーオフと定めた。昨年なら2冠だったが、リーグの首位は優勝でなく1位と位置づけられ、プレーオフで東芝がチャンピオンに輝いた。

 準決勝後に東芝の選手が、ドーピング検査で大麻成分が検出され問題になった。東芝は1月にも外国人選手が事件を起こし、日本選手権の出場を辞退する異例の発表をして決勝を迎えた。試合は東芝が終始三洋を圧倒して、入江の2PGのみに封じて、廣瀬の2トライ、吉田大樹のトライで17−6で優勝した。東芝は瀬川智裕監督が謹慎、和田賢一コーチが監督代行を務めていたが、優勝の胴上げなども控えて、ファンへのお詫びの言葉を何度も口にするなど、前例のない優勝会見になった。

 三洋はブラウンがSOに復帰したが本調子ではなく、東芝は廣瀬俊朗主将が縦横の活躍を見せてMVPに輝いた。