テストNo.19 カナダBC州代表第2回来日第7戦

昭和34年(1959)3月22日 秩父宮ラグビー場

日本代表 11-11 カナダBC州代表

第2テストは引き分け

No.30★19 カナダBC州代表第2回来日第7戦
1959年3月22日 G:秩父宮ラグビー場 R:川田大介 KO 14:30
日本代表 11 11 カナダBC代表
1 小林  清(明大) 8 3 C1 バズ・ムア
2 志賀 英一(早大) 3 8 2 T.R.クリスチー
3 藤  晃和(八幡) 3 グランサム
4 田中 聖二(早大) 1 T 1 4 オジー・ガーダリン
5 片倉  胖(日野自動車) 1 G 0 5 デビッド・ブルース・トーマス
6 宮島 欽一(慶大) 1 PG 0 6 グリーグ・ピアーソン
7 土屋 俊明(八幡) 0 DG 0 7 ピーター・クラーク
8 冨永 栄喜(早大) 8 デニス・ベイチ
9 今村 耕一(慶大) 1 T 2 9 ノーマン・ブレイク
10 新井 茂裕(京都市役所) 0 G 1 10 マック・ハウエル
11 榎本 力雄(明大) 0 PG 0 11 グレン・ストーヴァー
12 今村 隆一(横浜精糖) 0 DG 0 12 テッド・ハント
C13 青井 達也(横河) 13 ジョージ・セイナス
14 宮井 国夫(八幡) 7 13 14 ジョージ・プイル
15 原田 輝美(同大) 15 ニール・ヘンダーソン
得点:Tスクラムトライ、榎本、G原田、PG宮島

 カナダ協会の創立は1929年(昭和4年)で、1965年(昭和40年)に再組織[“RUGBY FACTS&FEATS”P117]されている。日本では全カナダと紹介、記録されたが、私の手元にBCユニオンの来日パンフレットがあるので、本書ではカナダBCとした。

 前半11分ハントがトライ(ゴール)。15分日本、連続攻撃から宮井が中央にトライ。27分日本は北岡がPGを決めて6−5と逆転。33分カナダはハントがトライ、バージェスがゴールして6−10と再逆転。後半10分、日本は北岡がPGを決め9−10と追いすがる。カナダはピアーソンがトライ、25分に再度ハウエル、ハントの見事なクロスパスからガーダリンがトライ(ゴール)。32分日本はドリブルから土屋がトライで14−18と4点差に迫った。38分冨永がトライしたが、北岡がゴールに失敗した。カナダは40分にピアーソンがトライして21−17で勝利を収めた。日本はミスに泣いて勝利を逃した。