テストNo.130 第1回パシフィック・リム選手権第2戦

English 機関誌
平成8年(1996)5月18日 香港アバディーン
日本代表 9-33 香港代表
日本香港に完敗
No.345★130 第1回パシフィック・リム選手権第2戦
1996年5月18日 G:香港アバディーン R:J.マクレモア(米) KO 16:00
日本代表933香港代表
1中道 紀和(神鋼)6131ロブ・グリンドレー
2薫田 真広(東芝府中)3202アラン・クラーク
3高橋 一彰(トヨタ)3デビッド・ルイス
4デビッド・ビックル(神鋼)0T1C4ロジャー・パターソン
5渡邊 泰憲(日体大)0G15スチュアート・クローン
6梶原 宏之(勝沼クラブ)2PG26ジョン・ディングズレー
7ブルース・ファーガソン(日野自動車)0DG07リチャード・シャトルワース
8伊藤 剛臣(神鋼)8デュアン・デービス
9村田  亙(東芝府中)0T29スティーブン・キッド
10廣瀬 佳司(トヨタ)0G210ボーン・ゴーイング
11吉田 義人(伊勢丹)1PG211マーク・ソロマン
12アンドリュー・マコーミック(東芝府中)0DG012ロドニー・マッキントッシュ
C13元木 由記雄(神鋼)13ロバート・サントス
14尾関 弘樹(サントリー)12914イシ・ツイバイ
15松田  努(東芝府中)15リチャード・ムイック
交代【香】ワレン・ワーナー⑫
得点:PG廣瀬3

 先週の“勝利の中での反省課題”を克服するはずの日本代表だったが、アウェーの香港戦ではノートライで敗れ、まったくいいところがなかった。各紙に「日本香港に敗れたのは史上初めて」とあるが、「テストマッチでは初めて」が正しい。日本代表は1979年4月11日に強化試合で香港に17−23で敗れている。「ラグビーの新国際大会パシフィック・リム選手権は18日、香港のアバディーン競技場で日本香港を行い日本は9−33で完敗した。同選手権での香港戦の成績は1勝1敗で、日本の勝ち点は4、香港は5。日本協会によると、日本香港に敗れたのは、史上初めて[原文のまま]。日本は前半19分と29分にSO廣瀬のPGで6−3と先行したが、FWの動きが悪く、35分にSOゴーイングに逆転のトライ(ゴール)を許した。後半も20分と40分にトライを決められるなど差を広げられた。代表同士のテストマッチでのノートライは1991年4月の米国戦以来で、5年振りの屈辱となった」(共同)。