写真で見るくだまつ:昭和初期~中期の下松
白雲の滝
米泉湖(末武川ダム)湖底に沈んだ白雲の滝。ここは、五郎淵、くも淵とも呼ばれ、木こりの五郎の伝説が残っている。
末武川ダム本体工事着手は、1983(昭和58)年2月4日。
滝の口渓谷
滝の口には、大きな岩にまつわる伝説がある。現在、周辺が整備され、滝の口河川公園になっている。
温見ダム
1955(昭和30)年12月5日に完工した県営温見ダム。湖底には、小僧淵という小さな淵が沈んでおり、それにまつわる言い伝えが茅地蔵とともに残っている。
ダムに沈む前の温見の風景
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ダムに沈む前の温見集落
温見ダムの湖底に沈んだ温見集落。田んぼが広がっていたのがわかる。左上に見える中須に抜けるトンネル「温見隊道」の工事が始まったばかりであり、昭和13~14年頃の写真と考えられる。真ん中に見えるのは八代に抜ける道路で、その付け替え工事も始まっている。中央左寄りの大きな建物はダム工事の飯場。戦争の激化に伴い、昭和19年にダム工事は中止されたが、事業の必要性から昭和26年に再開され、昭和30年12月に完成した。
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温見神社
ダムに沈む前、宮ノ久保にあった温見神社。右下に温見橋が見える。この橋は、大雨により何度も流されたという。ダム建設に伴い、温見神社は、昭和29年に現在の野戸坊に移転した。
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宝蔵寺1
ダムに沈む前、松ノ木にあった曹洞宗宝蔵寺。ダム建設に伴い、久米の日天寺と合併し、花岡高橋に移転した。その時に、小僧淵の伝説で知られる茅地蔵も、一緒に移された。現在は、宝蔵山日天寺を寺号としている。この写真は、移転前年の昭和27年頃のものと考えられる。
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宝蔵寺2
ダムに沈む前、松ノ木にあった曹洞宗宝蔵寺。ダム建設に伴い、久米の日天寺と合併し、花岡高橋に移転した。その時に、小僧淵の伝説で知られる茅地蔵も、一緒に移された。現在は、宝蔵山日天寺を寺号としている。この写真は、移転前年の昭和27年頃のものと考えられる。
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