水戸市立図書館が所蔵する貴重資料コレクションの「常磐公園攬勝図誌」、明治期から昭和初期の水戸市の地図、水戸の町名/まちの移り変わりと標示柱などをデジタル画像で閲覧いただけます。
偕楽園の解説書―
明治時代に松平雪江により書かれた「常磐公園攬勝図誌」は、日本三名園の一つ「偕楽園」とその周辺の案内書です。天保13年(1842年)に水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により造られた偕楽園は約100種3,000本の梅が香しい早春の訪れを告げてくれます。
叙・偕楽園記はオリジナルの読み下し文も搭載しています
原本の画像と翻刻文を同時に見ることができます
当時の風景と現代の風景(2019年撮影)を比べてみることができます
※景観写真の貸出用パネルを作成しました。詳しくはこちらの貸出方法(PDF:515KB)をご覧ください。
地図で見る明治~昭和初期の水戸市の変遷
水戸市の地図(明治34年から昭和10年までの「水戸市街改正全図」、「水戸市現勢地図」、「水戸市全地図」、「水戸市全図」、「水戸市及び三浜全図」)につきましては、同一地点で水戸市の変遷を比較して見ることができます。
また、「大日本職業別明細図」(大正14年)では、当時の屋号などを確認することもできます。
水戸百年
平成元年に水戸市100年委員会により発行された写真集「水戸百年」は、明治・大正・昭和と移りゆく水戸市を写真集にまとめたもので、水戸市の大変貴重な地域資料です。
当時の風景写真とほぼ同じ地点から撮影した現在の風景写真がご覧いただけます。
また、その場所を「水戸市市街明細地図」、「中心商店街マップ」で示しています。
水戸城下絵図
「水戸城下絵図」は、江戸時代の慶安4年(1651年)から天和、宝暦、明和、天保12年(1841年)までの水戸城を中心として描かれたもので、水戸市立博物館が所蔵する貴重な資料です。
高精細画像により、水戸城下の町の区割りや藩士の屋敷など、江戸時代の町の変遷をより精密にご覧いただけます。
水戸の埋蔵文化財
①「大串貝塚出土深鉢形土器」(縄文時代前期)、②「埴輪武装男子」(6世紀後半に築造)、③日新塾跡出土オランダ陶器(安政3年以降)、④日新塾跡出土陶製便器(明治3年以降)は水戸市埋蔵文化財センターで展示されている貴重な文化財(①②③は市指定文化財)です。3D画像により、展示物の内部や底面まで閲覧することができ、発掘調査報告書により、発掘の経緯や場所・出土品の特徴について詳しく解説しています。
「水戸市航空写真」(昭和20年・21年 米軍撮影)
昭和19年から35年にかけ米軍が都市部、山間部、河川、海岸など日本全国を数回に亘って撮影した中で、水戸市の中心市街地、軍事施設、幹線道路などを撮影したものです。航空写真の一部について、時期が近い地図「水戸市平面図(昭和9年)」でおおまかな撮影箇所を示しました。
水戸の水道史
水戸の水道には、第2代水戸
『水戸の水道史』は、こうした水戸の水道の歴史を
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