練馬区は、東京都の区部北西部に位置する、特別区の中で一番新しい区です。人口74万人とたくさんの人が住み、
「よりどりみどりねりま」というキャッチコピーに示す通り、23区の中でも緑豊かな町です。
その練馬区の中央を東西に走る西武池袋線の中村橋駅を降りると、練馬区立美術館と併設された貫井図書館があります。
中村橋駅の南側周辺が、「中村」という地域で、今は静かな住宅地となっています。
地域資料『中むらの昔』には、かつてののどかな中村の風景や子供達の暮らしが描かれており、地域の歴史に触れることができます。
地域資料
練馬区立貫井図書館所蔵の地域資料をデジタル化しました。
調べ学習用地域資料カード
調べ学習のために図書館が作
っている、子ども向けの地域の情報をまとめたカードです。
調べたいボタンをクリックすると、そのグループのカードを見ることができます。
『郷土史研究ノート・“幻”の「貫井池」と「富士見台ファミリーランド」』 葛城明彦(著)
先土器時代から存在していたと考えられ、江戸期~昭和初期には灌漑用水としても使われていた湧水池「貫井池」(1958[昭和33]年頃に消滅)と、その水によって生活していた人々の村の跡である「貫井二丁目遺跡」、さらには1969(昭和44)年~1971(昭和46)の間、貫井池跡に設けられていたレジャーランド「富士見台ファミリーランド」等についての資料集です。
『中むらの昔』 菅原シゲ子(著)
大正12年に当時の「東京府北豊島郡中新井村大字中」、現在の練馬区中村で生まれた著者が、昭和の初め頃の中村地域で過ごした子供時代の、農家の暮らしや年中行事、子供たちの遊びなどをつづった地域資料です。今は住宅地となっている中村の町が、田んぼや畑に囲まれた農村だったころの生活や文化を知ることができます。
和装本
練馬区立貫井図書館所蔵の和装本をデジタル化しました。
「和書一覧」「漢籍一覧」をクリックすると、それぞれの一覧画面が表示されます。