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解題・説明
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深鉢。勝坂(かつさか)3式土器。7次調査22号住居址出土(西集落)。 住居の中央に作られた炉に埋設された埋甕(うめがめ)、炉体(ろたい)土器のため、下半部は欠損している。胴部には立体的な文様が施され、口縁部は無文だが2つの突起がつけられている。一つは立体的な渦巻きで、対面のもう一か所は欠損しているため不明。口縁部の突起の下には勝坂式土器の特徴の一つである眼鏡状の把手がつき、その両脇には細い粘土紐を貼り付けた隆帯と沈線で渦巻が表現されている。その他施される模様は4面が微妙に異なり、模様の構成が楽しく、学校の授業などでは子どもたちに人気のある土器の一つである。
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