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第一編 人物誌
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第二章 全盛期(足利時代より豐臣時代迄)
(一〇七)茜屋宗佐
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茜屋宗佐
は堺宿屋町に住した。或は櫛屋町の人ともいふ。【
紹鷗
門下】
茶湯
を
武野紹鷗
に學んだ。御物名物記にいふ、
趙昌筆花の繪
、左は
本願寺
の家士菊屋正齋之を藏し、右は堺
茜屋宗佐
にあると。又いふ、
茜屋茄子
今は尾張侯にあると見えてゐる。(數寄者名匠集)