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(二一)廢法王寺

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 法王寺經秀山と號し、【寺址】寺址は車之町東四丁字農人町にあり、顯本法華宗妙滿寺末で、【開基】元和元年境智院日秀の開創である。寬政五年八月火災に罹り、【再建】享和三年之を再建した。【本尊】本尊首題寶塔、釋迦、多寶二佛、文殊、普賢兩菩薩、四天王諸尊、宗祖日蓮、鬼子母善神、十羅刹女を本尊とし、五百九十七坪の境域を有したが、法幢振はず、【合併】遂に大正五年九月櫛屋町東四丁妙滿寺に合併せられた。(社寺明細帳)