図-1 札幌市域の地形区分図
札幌市の面積は一一一八平方キロメートルに達し、わが国の市のなかでは三番目の広さである。したがって、その地形も変化に富んだものである。それらを大まかにみると、①北西部から南西部を構成する山地地域、②東部に広がる丘陵地や台地地域、③豊平川や発寒川がつくった扇状地や河岸段丘地域、そして、④北部に広がる沖積平野(石狩海岸平野)地域などである。これらの地形区は、それぞれ、異なった自然景観を示しているだけでなく、それらを構成する岩石や地層とともに札幌の大地の生いたちを語ってくれるものなのである。
(この画像は拡大・ズームアップできます) 【付図1】札幌市地質図 |